桜を見る会を叩くヤツらを見る会
巷で話題の桜を見る会。
ちょっと調べてみました。
この観桜会は1881年(明治14年)に吹上御所で「観桜御宴」が行われたのを前史とし、1883年(明治16年)から1916年(大正5年)までは浜離宮、1917年(大正6年)から1938年(昭和13年)までは新宿御苑に会場を移し、いずれも国際親善を目的として皇室主催で行われていた。
この観桜会を復活させる形で1952年(昭和27年)に吉田茂が総理大臣主催の会として始めたのが「桜を見る会」である。
開催地は観桜会と同じく新宿御苑となるが、同園は1947年(昭和22年)の閣議決定により旧皇室庭園から国民公園へと変更されている。
以上、Wikipediaより。
という、歴史ある行事なんですね。
会の目的は、「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」ということ。
園遊会よりは緩い基準らしいですが、実際は不透明。
これを受け、来年の桜を見る会は中止にして、選定基準の見直しなどを行うらしいです。
さて、今回野党が大騒ぎしているのは、この会の前日に行われる食事会。
ニューオータニで会費5000円の立食パーティー。
この金額が有り得ないと。
最低でも11000円以上するというのですよ。
この値段の何が問題か?
差額が大きいので、利益供与だと。
公職選挙法に違反しているという主張なんですね。
さてさて、大騒ぎしている野党ですが、最初は「桜を見る会」そのものを叩いてました。
地元有権者や講演会を招いている。
これは首相個人の政治活動だろ。
交通費も出しているのはおかしい。
ふむふむ。
しかし、鳩山政権当時、現民主党議員も多数招かれ、地元有権者や講演会も呼んでいる。
しかも、交通費も計上していると。
完全にブーメラン。
一斉に「お前らも同じことやってんじゃん」と総ツッコミ。
これで野党は会そのものを叩けなくなってしまった。
そうしたら、今度は「前日の夜」を叩き出した。
するとどうでしょう。
国民民主党の幹事長である、平野博文氏が、ホテルニューオータニ大阪の最高級の部屋「鳳凰の間」で着席式のパーティを開催していた事が発覚。
会費は1万円でしたが、ホテルに支払った金額を参加人数で割ると、なんと7500円弱。
11000円以下で開催できてるんですよね。
まんまブーメランが直撃。
呆れ果てて何も言えないかと思いきや、これで終わらないの野党流ブーメラン術。
今回、様々な方が野党の行動を探っているうち、とんでもないものが出てきてしまいました。
なんと、前原誠司政調会長の収支報告書に添付されていた領収書に問題が。
コクヨの手書き領収書で、金額が1,982,694円。
発行元は「東京都千代田区紀尾井町4-1㈱ニューオータニ」と手書きで書かれています。
200万円近い領収書なのに、収入印紙が貼られていないのもおかしいですが、ニューオータニがこんな手書き領収書を発行するとは思えない。
Twitterでは、ホテルニューオータニの従業員と思われる方が「有り得ない」「うちの領収書は印刷もの」「明らかに偽造」と言い切っておられます。
まぁ、調べればわかる話ですよ。
さぁ、ブーメランどころか完全に収支報告書の虚偽記載や、詐欺にまで発展する恐れのある野党。
自分たちの襟も正せず、人気に乗っかる、マイノリティーを利用する、嘘八百を並べ立てる戦法で当選した無能議員の集合体。
そんな野党は政策論争もできないので、ゴシップレベルのクソどうでもいい追求材料で政権転覆を狙っているんですよ。
この行為は、国民を馬鹿にしてるとしか言えない。
政策で倒閣できない
↓
国民には難しい政策論争で判断できない
↓
ゴシップで民意を動かせばいい
こういう発想なんじゃないか?
だとしたら、ここまで国民を馬鹿にしてる政党はない。
国民は、民主党の下らないゴシップネタに辟易している。
いいかげん、まともに政策論争をしていただきたい。
国民の税金でだべっているだけなんだから、しっかりと議論し、この国が再び国際社会で尊敬される国にしてくださいよ。
憲法改正の議論も、重要法案の審議も、きちんとやって下さい。
もうね、こんなクソゴシップいらないんです!